宮参り

赤ちゃんが生まれたことを祝福する

赤ちゃんが誕生するという事は身内、親類、そして友人にも吉報です。
新しい命の誕生は何にも代えがたく、無事健康で生まれたことへの感謝、誕生を祝い長寿を祈るという事から行われる行事がお宮参りです。

昔は子供が生まれるという事、また生まれた子供が健康に成長するという事がとても難しいことで、現在のように予防接種もお薬もまともにない時代です。
誕生して無事に1ヶ月を迎えるという事はとても喜ばしきことでした。

そのため、お宮参りという喜びの日をお祝いしたのです。
正式に行くと赤ちゃんに白羽二重の内着を着せて、父親側の祖母が抱っこします。
抱っこした上から出産祝いの祝い着を着用、お参り、お払いなどを行います。
これが昔から続くしきたりですが、最近は家族の構成なども変わってきていることから、両家家族がそろってお参りし記念撮影などを行ったり、形は色々です。

その土地を守る神様である産土神(うぶすながみ)に産土参り(うぶすなまいり)に行くという習わしで、新しい命を神様に見せに行く、守ってくれるようにお願いに行くという要素が込められていました。

赤ちゃんが誕生する前には、安産祈願に水天宮をお参りされる方が多いのですが、水天宮は子育ての神様という事もありますし、また安産のお産となったことへのお礼を込めて、水天宮にお参りしてお宮参りを行うという方も多いです。

女児は生後32日目、男児は生後31日目というのが習わしですが、最近は生後1ヶ月前後、よい日(大安など)を選び神社にお参りに行くというご家族も多いです。
地域によっては100日でお宮参りを行うという所もあります。

生まれた月日によってお宮参りが夏の真っ盛り、冬の真っ盛りというご家族もあります。
夏は熱中症になってしまう事もありますし、冬はインフルエンザが猛威を振るっている時もありますので、臨機応変に、少し時期を伸ばして気候がいい時に行っても差し支えないのです。

お宮参りのお祝いはいつ贈る?

お宮参りのお祝いを頂いた親戚やご近所の方に、お宮参りの1週間くらい前から当日までにお礼の品を贈ります。
お宮参りを済ませた当日、報告を兼ねてお祝いを頂いていた方の家を周るという事もあります。

お宮参りが無事終了しましたと訪問を受けた家は、赤ちゃんへの贈り物としてでんでん太鼓や犬の張子などをあげる習わしがありますが、中には、ご祝儀を熨斗袋にいれて赤ちゃんの祝い着に結びつけるという習慣を守っているところもあります。

また当日、うちわで祝宴を設ける場合は、会食でお返しとする場合もあります。
そのお席に呼ばないようであれば、内祝いとしてお祝いを頂いている方にお返しを届けるようにしましょう。