ペルーの葬儀方法

日本の真裏、世界的な遺産でも有名なペルー

ナスカの地上絵といえば、教科書にも登場し、今でも時々だれがどのようにして書いたのか?ということが特集されるなど、いまだ解明されていない不思議な絵として、世界中の方が認知しています。

またペルーにはインカ帝国の遺跡等世界遺産となっている建造物等も多く、最近では日本人観光客も多く訪れているマチュピチュ、天空都市も有名です。
神秘的なイメージがあるこのペルーという国ではどのような葬儀が行われているのか、ペルーの葬儀について調べてみました。

日本の伝統がペルーに息づいている?

実はペルーに日系人社会があるということで、日本の伝統文化が色濃くみられる地域も少なくありません。
特に日本の風習はペルーの中に浸透していることが多く、葬儀についても、お焼香を行う場所が棺の横にある、和菓子がお供えされているということもあります。

ただ日本そのものということもなく、葬儀の際、お焼香を終えて十字を切るという仏教とキリスト教がまじりあったような文化になっています。

棺をみると窓があり、故人のお顔だけ見ることができるような作りになっていて、順番に故人のお顔を見ながらご挨拶をします。
ここに列ができる事もあり、日本のお通夜の前に故人のお顔を見せてくださいと列ができるのと同じ光景がみられます。

故人への挨拶を終えてご遺族のところにいき、ご遺族にもご挨拶するという所も、日本人ぽいというか日本の風習とよく似ていると感じます。

ペルーにはお香典の部下もあり、お焼香を行う所に箱が置いてあり、そこにお香典を入れるようになっています。
御位牌がある葬儀もありますし、香典SOBRE(封筒)に現金を入れてお香典にするなど、本当に日本の葬儀とよく似ているのです。

日本とは違う部分・・・ペルーは圧倒的に土葬が多い

日本は現在、火葬が99%とほとんどの場合火葬しますが、世界を見ると土葬するという国も多く、日本の様にこれほど高い火葬率があるという所は少ないです。

ペルーもこの点においては日本とは違い、土葬が多いという地域です。
ペルーで火葬する場合、面倒な手続きが多く、御遺体を焼くということでかなりの額が請求されるなど、トラブルになる事も多いといいます。

また火葬の後、万が一事件性があるということが分かった場合、再調査できないこともあるということも、土葬されることが多い理由となっています。
火葬を希望する場合には、100%自然死であるということを証明する必要があり、また火葬されるとほとんどが遺骨ではない遺灰となってしまいます。

地域によって棺を歩いて葬列を組むこともある

日本でも昔、地域によって棺を担いでお墓まで行くといった風習がありましたが、最近は火葬場で火葬するということで、こうした棺を担ぐということも少なくなっています。
霊柩車を先頭に棺を親族やご家族の男性が担ぎ街中を歩くという風習を持っている地域がコロンビアにもあり、鼓笛隊が音楽を奏でて墓地まで葬列を組みます。

このような葬列のしきたりはピスコという町にみられ、天寿された故人への祝福、また街の方々に故人が亡くなったということを知らせるためにも行われています。