バングラディシュの葬儀方法

パキスタンから独立した国「バングラディシュ」

首都ダッカと聞けば、50代、60代の方々など、日航機ハイジャック事件をイメージするかもしれません。
バングラディシュは、1971年という時代に独立を果たした国で、首都ダッカには現在、1000万人もの人が暮らし、一大都市となっています。

貧富の差が激しく、企業経営者、政治家など富裕層もいますが、物乞いをして毎日の生活をやっと送っているという人たちもいます。

こうした貧富の差が激しい国では、識字率が低くなりますがバングラディシュも5割と低い状態で、教育機関や官公庁では英語とベンガル語が利用されていますが、住民の多くがベンガル語を話します。
ベンガル人は人口の98%を占めており、単一民族であることも知られています。

余談ですがバングラディシュの国旗は、緑に赤い○が描かれているデザインで、これは、日本の国旗、日の丸を参考にして作られており、緑は豊かな大地、赤は昇る太陽を意味しています。

バングラディシュの葬儀の特徴はどんなところ?

バングラディシュはイスラム教徒が9割近くを占めており、その他、ヒンドゥー教、仏教と、キリスト教徒です。
イスラム教徒が多いということで、葬儀は一般的にイスラム教に沿って行われています。

バングラディシュの遺跡として有名なパハルプール仏教寺院遺跡群がありますが、この遺跡群は仏教が栄えていたということの証です。
現在も少数ながら仏教が根付いている地域もあります。

信仰する宗教の中で生活習慣の基盤が築かれ、家族、親類等地域単位で葬儀が行われています。

イスラム教の葬儀では、葬儀の4日後にKulkhaniと呼ばれる祭礼があり、葬儀に参列してくれた人全員を招待し祭礼を行います。
40日後にはChollishaがあり、ここでも葬儀に参列してくれた方、聖職者などを招き、故人に祈りをささげるという儀式を行います。

貧富の差が激しいということもあり、昼食、夕食を振るまうという規模の大きなものもあれば、軽食のみふるまうということもあります。
輪廻転生を信じるイスラム教の葬儀は、貸しホールを利用することが多く、参列者が集まりお料理やカレーなどを頂き、お亡くなりになった方の生前の話をしながら賑やかに行われます。

日本では葬儀の際、お香典を用意しますがバングラディシュではお香典という風習がなく、お金を持参したいという場合には、普通の封筒に入れて渡します。
服装は特に決まっておらず、キラキラとした派手な服装でなければ問題ないということです。

貧困の方々はこうした大きな葬儀を行う事がなく、質素に済ませるようです。
貧富の差が激しいと葬儀の規模などもかなり違ってきますし、バングラディシュの場合、その他の宗教もありますので、どの宗教でどのように行われるのか確認しておく方が安心です。